世界の経営思想家たち

世界の経営思想家たち
小林 薫 著
清流出版、2005年

著者は、経営評論家として世界の経営思想を長く見続け、これまでに数多くの斬新で先進的な世界の経営思想を日本に紹介されてきました。
本書は、30余名の欧米の学者、思想家、経営者たちの理論、概念、ビジネス・モデルなどのハイライトとエッセンスを浮き彫りにしたもので、著者によると「読める小エンサイクロペディア・グロサリー」を狙ったものです。

  本書に登場する「経営思想家」たちの多くは、マネジメントやリーダーシップなどの人材開発に興味・関心がある方でしたら見聞きした人たちがほとんどです。著者が「恩師」と仰ぐピーター・F・ドラッカー、グローバル経営コンサルタントである畏友ラインスミス、国際経営教育コンサルタントで親友のオーブレーなどの理論、概念、ビジネス・モデル

 本書の中核をなす「GLCモデル」は、3つの次元邦訳を通して築いてきた欧米に広がる著者の人脈の広さ、そして欧米の理論や概念のみならず、中国や日本の先人の理論や概念を縦横に絡めて展開される筆捌きに、改めて圧倒される思いです。

 著者は本書を通して、日本経済や経営システムの見直しや、革新が迫られている今日、これまでの理論や技法を振り返り、評価し、取捨選択し、次に進むべき方向を模索するための「新たなきっかけ」になることを願っています。本書は、まさにその目論見に応える一冊といえます。

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