グローバルリーダーの条件

グローバルリーダーの条件
グローバル リーダーシップ コンピテンシー研究会編著
白桃書房、2005年

本書は、筑波大学大学院経営システム科学専攻、国際ビジネスコミュニケーション協会、富士ゼロックス総合教育研究所の研究者や実務家から構成されるGLC(Global Leadership Competency)研究会(2001年秋に開始)による産学協同プロジェクトの結果をベースに書かれたものです。

 GLC研究会は、グローバル・リーダーシップに関するそれまでの先行研究の成果を参考にしつつも「国際的な共通特性と地域特性」という観点と、パフォーマンスにつながるコンピテンシーの発揮を促進する「職場環境や個人の特性」という要因
を取り入れて調査研究を進めました。調査対象者は、日本系企業、アジア系企業、中国系企業、欧州系企業、米国系企業に勤める2000名のグローバル・マネージャーとその直属の上司です。その研究成果の一部は、2003年の初夏から
秋にかけて、米国で開催された研究学会において報告されました。

 本書の中核をなす「GLCモデル」は、3つの次元(課題設定、意思決定、実行)と一つのコア次元から成り、その次元の元に、18コンピピテンシーから構成されています。そのコンピテンシーの内容ならびにその活用度における「地域の文化的影響」、コンピテンシー活用と「パフォーマンスとの関係」についての研究から、多くの気付きを得ることができます。
また、本調査の過程でインタビューしたグローバル・リーダーのケーススタディは、18コンピテンシーがどのように発揮されたかを知る好材料です。  本書に用意されている、自己採点するための「簡易版GLCツール」により、これから高めたいコンピテンシーを知る手がりを得ることができます。

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